峯ケ岡八幡神社(峯八幡神社)       川口市大字峯
峯八幡神社
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奥の院
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千木 屋根に交差して伸びている2本の板木を千木(ちぎ)といいます
【峯ケ岡八幡神社 案内】
本殿|神社門・鳥居末社大イチョウ弁才天
【峯ヶ岡八幡神社】  (境内案内板より)
    所在地:川口市大字峯1304
 峯ヶ岡八幡神社は、平安時代の天慶年間(938〜947)に源経基の創建と伝えられ、かっては足立群谷古田領三カ村(川口市新郷、安行の一部、草加市の一部)総鎮守に列せられた由緒ある神社である。
 ご神体の木造僧形坐像(写真下)は、檜材寄せ木造りで、木造のしとね(敷物)の上に坐し、袈裟をかけ、左手に経巻、右手に錫杖を持った高さ24センチ、肩幅12センチの像で、胎内をえぐり頭部ははめ込みの方法をとった鎌倉時代のすぐれた木造彫刻である。胎内には、造像時の願文や経文等の36点が納められている。
 胎内願文は、弘安5年(1282)7月23日に書かれたもので、「なもはちまんたいほさつ こんしゃうあんをん らいしゃうかならずみちひかせたまえ 弘安5年7月23日 清原光兼」(大きさ縦12センチ、横6センチ)とあるように、小紙片に子孫繁栄、病気全快、現世安穏、往生極楽等切実な願いを記したものが多い。いずれも当時の人々の安穏な生活を願う姿を偲ばせるもので、人々の心を知る貴重な資料である。
  昭和58年3月  埼玉県
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峯ヶ岡八幡神社の社叢は川口市指定文化財.

御神体
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神社の御神体は名前は分かっても姿・形は秘密がほとんどです。このように写真を見られるのは珍しい。
右手に錫杖を、左手にお経を書いた巻物を持ち、台座に坐し、光背には金色の日輪が付けられています。