前川神社   川口市前川町3-374
前川神社(川口市前川町)
                    川口市指定文化財(建造物) 昭和53年4月5日指定
前川神社内本殿
  このうち本殿は、大正年間に神明造りの旧本殿を造り替えたした際に屋根をトタン葺きにし、正面の階を取り除く等の修理を行い、一境内社としていたものです。昭和53年の御社殿の改修及び諸殿改築整備の折に解体され、破損・腐食部分を補修復元し、新設の鉄筋コンクリート造りの本殿の内本殿として納められました。
  建物は間口1.55m、奥行1.31mの身舎(もや=内陣)の前面に向拝(ごはい)を付した流造の板葺きの一間舎で、見世棚造です。身舎は太い地覆いを井桁にくみ身舎円柱として、腰長押と内方長押をまわし、正面のみ腰長押をあげて幣軸で板唐とを釣り込み、三方壁面は横板とし舟肘木で桁を受け、妻は桁と妻虹梁を組んで豕扠首で棟木を受けるものです。建築様式から見て桃山期の建築と思われ、貴重なものです。
   川口市教育委員会の解説を引用  →川口市文化財リスト →身世棚造について
一の鳥居 二の鳥居
狛犬ん 狛犬あ 祖霊社

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