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興禅院弁財天 興禅院:川口市安行領家401
鳥居の額には「弁財天」とあり、奥には二つの祠があります。祠の中を撮ったのが下の写真。
 左の祠には蛇を彫ったもの(左の写真)。インドから弁才天が伝来して日本古来の神である宇賀神と習合し宇賀弁財天となる。伝説では姿は人頭蛇身の神で蛇だとされている。だからこれも弁財天像。
 右の祠には写真右だが、上段が記号らしき彫りと下段にはそれぞれ「十五童子」、「十二神將」と彫られてる。弁財天の身の回りの世話をするのが「十五童子」。→京都大覚寺
十二神将は十二夜叉大将ともいい、薬師如来を守護する眷属である。
興禅院弁財天像 石碑
弁財天塔 左の写真は弁財天の祠をさらに奥へ100mほど進んだ細い沢筋の藪の中に見付けました。見捨てられたような石の祠形で、「奉邉*宮辨財天女」と彫ってあり、村の講中の供養塔でしょう。弁財天は水の神様ですから農業に結びつき五穀豊穣を祈ったのでしょうが、この地に残る江戸時代の記録には水争いがひどく関東郡代の伊奈氏が仲裁に入ったとある。

楽器供養塔 また、上記の祠の前には高さ2mほどの「楽器供養碑」も建立されています(写真左)。
弁財天は音楽芸術の神様でもあり、世に無数の作られた楽器も壊れたり使われなくなって捨てられてしまう、それらを供養する碑です。多面的な弁財天の御利益をそれぞれ取り入れた信仰の熱心な地域だと感じました。